煙突の煤がこんなにも違う?触媒付きストーブの実力!
触媒式とクリーンバーン式の煤の量を調査した~。
ストーブを選ぶ基準は、大きさ(出力)、デザイン、価格、性能など色々とありますが、燃焼方式の違いが煙突への煤の付き方に大きく影響がありますよ、という話です。
知り合いのストーブ屋さんでの検証結果にはなるのですが、11月から翌年3月までの期間で
1、触媒式は実質50日使用して36gの煤が出ました。一日当たりにすると 36g÷50日=0.72g/日となります。
2、クリーンバーン式は実質90日使用して215gの煤が出ました。一日当たりにすると 215g÷90日=2.39g/日となります。
結果、触媒式は0.72gでクリーンバーン式は2.39gとなり、3倍以上の差になりまして触媒式に軍配が上がります。
更に、特筆すべき点は煤の粒の大きさです。
左が触媒式で、右がクリーンバーン式です。
煤の大きさ・サラサラ感が全く違います。
触媒式のストーブが、いかに煙を燃やし切っているかの違いが歴然と分かります。
これだけ煤の量が違ってくれば、暖かさも違ってくるのは当然のことです。
薪の使用量がどちらが少なく、どちらが暖かいかストーブかは一目瞭然ですね。
近所迷惑にならず、薪の使用量が減るストーブと言いましょうか。
とはいえ、一般的に触媒式は触媒の交換が面倒・費用が掛かるといわれますが、トラビス社のストーブに関してはオーナー様自ら触媒のお掃除が出来る設計になっておりますので、メンテナンス費用も削減できます。
これらのメンテナンス費用や、薪そのものの使用量が減ることによって、買った後のランニング費用もグッと違いが出てくるのです。
触媒式とクリーンバーン式のストーブの差額は数年でもとが取れます。
また、ご近所へ煤もまき散らしていることになり、クレーム対策としても有効なストーブです。
当社で触媒式のストーブと言えばミドルサイズのロックポートとラージサイズのケープコッドですが、どちらも低燃費で環境にやさしい、時代の最先端を行くストーブです。
ご近所へ迷惑を掛けたくない、薪の消費量を減らしたいという方、触媒式ストーブを買うしかないですね。
ロックポート、ケープコッドは茅野ショールームに展示中です。