20年前の新築時に暖炉(開放型の薪ストーブ)を設置された北杜市のT様ですが、さほど暖かくない暖炉から翌朝まで暖かさが残る薪ストーブへの買い替えを検討していたところ、当社で取り扱うTRAVIS社のロックポートに目を付けられました。
触媒とクリーンバーンを併せ持つ最新式のハイブリット燃焼を採用するロックポートの排煙量はナント0.8g/h。
薪ストーブの中でもトップクラスの低排煙量です。
薪ストーブユーザーが増えている日本なのに排煙量なるものの規制が無い状態ですが、今後薪ストーブの”排煙”により、「洗濯物が汚れる」「煙突からの匂いで頭が痛い」などといった事が社会問題として公になってくる可能性があります。
そのためには、実際に使用するユーザー側も排煙量の多少によってストーブ選びを行わないといけなくなる時代が来るかもしれませんね。
それはさておき、既存暖炉の煙突は180㎜からロックポート用の150㎜へのアダプターを作成し、既存煙突へのジョイントを行い工事は完了。
(念のため床下補強も行いました)
火入れはまだ先ですが、ロックポートの存在感とデザインの秀逸さは、他の薪ストーブと比べても群を抜いている感があります。
それではT様、ストーブの火が欲しくなるまでもう少々ですが、今後共宜しくお願いいたします。