ここ数日立て続けに、燃焼ポットにペレットが大量に溜まったまま失火していた、とのお問い合わせがありました。
最初はペレットが落ちてくるシューター部でペレットが詰まっているのかと思っていたのですが、どうも解せない 😥 ので、松本店ご近所のお客様宅へお邪魔し、状況を聞き取り確認しました。
失火時の状況としては
①ペレットタンク内のペレットは大量に入っている
②使用しているペレットは『ピュア1号』
③ペレットが落ちてこなくなるので失火状態になり、ペレットが燃焼ポットに大量に溜まっている
早速燃焼を開始したところ、最初は順調にペレットが落ちてきていたのですが、暫くするとペレットの落ちが悪くなって失火寸前となりました。
ペレットを搬送するスクリューが回転していないので?と思いタンク内のペレットを除去すると、スクリューも順調に回転してペレットを掻き揚げ搬送して順調な燃焼に戻っています。
よって、シューター部にペレットが詰まる現象でも無いようです。
となると、ペレットが掻き揚げられない状態になっているとしか考えられません。
つまり、ペレットの上からの圧力と長いペレットが運悪く噛み合う事で、ペレットタンクのスクリュー部が雪のカマクラや雪洞の様に、空洞状態になっているのではと推論できる訳です。
その後も、これくらいのペレットの量だと問題無く燃焼をしているので、原因はペレットの長さとペレットの量と断定。
では、対処方法はどうするのか?
現状ではペレットを上から定期的に突く ⇒ これは面倒くさい
ペレットタンク内は少量しか投入しない ⇒ これも面倒臭い 😯 ので、
ペレットを開封する前に多少乱暴に扱い、長いペレットを細かく折る感じにする事で対処ができるかと思います。
失火でお悩みの方、実践お願いいたします。
松山 忠司
とても細かな情報を公開していただきとても参考になりました!
以下のサイトさんの情報も合わせてみたら皆さんの問題も基本解消されると思います。