令和元年~2年シーズンも始まりました。
今シーズン新たに使い始めた方は不安半分、楽しみ半分といった段階ではないでしょうか。
そんな初心者の方にペレットストーブの着火時の注意点をお伝えいたします。
ペレットストーブの着火のプログラミングは下写真の燃焼ポットがカラの状態を想定しております。
燃焼ポットが空の状態でスタートボタンを押すことで、着火に必要なペレット量を落とす訳です。
そのため、下写真のようにペレットが溜まった状態から着火ボタンを押すと、着火に必要以上のペレットが燃焼ポットにある状態になってしまう訳です。
燃焼ポットに必要以上に溜まった状態だと、着火に必要な風の通り道が妨げられるので着火に時間がかかり煙が室内外に充満します。
そして、いざ着火をすると怖いくらいの火力で燃焼してしまうのです。
※上写真は適正量での着火の炎です。
この様な状態で着火をしてしまった場合ですが、まずは深呼吸を5回し冷静になりましょう。
ストーブ本体の中でペレットが燃焼しているだけなら火災になることはありません。
消防車を呼ぶ必要もありません。
冷静にペレットが燃焼するまで待つだけです。
※ペレットが溜まった状態なら、ペレットタンクにペレットを移し、燃焼ポットが空の状態でスタートボタンを押しましょう。
何はともあれ使い始めの不慣れな状態の時期は、『おかしいな?』『大丈夫だろうか?』と感じたら即販売店に連絡をして状況報告と確認をしてください。
適正に設置されたペレットストーブは、適正な使用をしていれば火災の心配はありません。