どれ位の能力の暖房を設置すればいいか悩む方は多いかと思います。
ということで、今回は簡単な必要暖房能力の算出方法をお伝えしたいと思います。
お部屋の設定温度は18~20℃程度に暖めるとします。
まず、暖めたい部屋の面積を算出します。
仮に50㎡だとしたら、次に天井高を求めます。仮に2.6mだとします。
最後はkwなのですが
断熱性能のいいお家で 0.04kw~0.05kw/㎡、
断熱性が悪い・もしくは頻繁に戸などを開け閉めするお部屋の場合は 0.05kw~0,06kw/㎡になります。
計算式は面積×天井高×kwになりますので、
この場合は50×2.6×0.04(断熱性のいい場合)=5.2kwとなるので5.2kw程度の暖房能力は必要になるということです。
各種暖房器具のカタログには、暖房能力や暖房可能面積が記載されていますが、これはあくまで目安です。
家の暖房能力や気密性によって大きく変わってきますので注意が必要。
また、電気や灯油式の暖房と薪やペレットなどの木質燃料系の暖房とでは大きく違ってきます。
(電気や灯油式の暖房からペレットストーブに変更された方は、今までの燃料代の約半分程度となっております。)
実際、当店に来店されるお客様の中にも「新築したのはいいけども家が寒い」という方が多くいらっしゃいます。
後々、後悔しないためにも『転ばぬ先の杖』!まずは専門家に相談しましょう。
但し、これはあくまで目安としての算出方法とお考えください。
建築地や近隣状況・サッシ面積などによって変わってきますので、詳しくは当店スタッフまでお問い合わせください。
また、ご来店いただく場合は、設置予定建物の図面をお持ちくださいね。